ブルンジの物乞いに度肝抜かれた話

こんにちは。ホーリンです。今日は、ブルンジでの日記です。

僕は、現在ブルンジというアフリカでも無名の小さな国にいます。

東アフリカを縦断している人がギリギリ知っているかいないかくらいの国です。

この国は観光に来る人が少ないです。

理由が明確で、ビザ代の高さです。

お値段は、

3日間のトランジットビザUS40ドル

1ヶ月のビザ代US90ドル

僕も最初は、行くのをためらいましたが、結局行くことにしました。

一応補足として、5日追加延長毎に10ドル払えばいいので、8日間で50ドルでも大丈夫です。

3日だとちょっと短いですもんね。

そう考えると、他の国より少し高いくらいになるんじゃないかな?

というのが、東アフリカ大陸縦断している人って、期間やルートが似ていて時々再会するのですが、高いビザ代からか、一つの国に長居する派の人と、陸路で進むために、ビザ代よりも、サクサク動いている派の人がいて、サクサク派の人は1週間くらいで次の国に行っちゃってるので、そう考えるとそれくらいのビザ代と思えばいいと思います。

そして、この国の首都のブジュンブラの中央市場で凄まじい光景を見て、びっくりしました。

それは、物乞いの人たちです。

今まで、足がない人、腕がない人、両方ない人、目がない人、

色々な物乞いの方を見てきました。

ところが、そこにいた物乞いの人は衝撃ですが、

目から、口まで裂かれて、鼻ももげてしまっています。

目はもちろんありません。

そして、赤ちゃんなのか、大人なのか分かりませんでしたが、頭が成人男性の2倍くらいに膨れ上がった人。(体は赤ちゃんです)

僕は、衝撃すぎて、吐きそうになりました。

正直、虐殺記念館に数日前に行ってきて、何千もの頭蓋骨を前に、その時は可哀想、とか思っていたのですが、

今回の人々は、リアルで、生きた人だから、心に強く刺さりました。

正直に言うと、気持ち悪いって思ってしまいました。

勿論それは失礼な事だし、人に直接言ってはいけないことです。

でも、この言葉以外に形容の仕方がありません。

こういう光景を目の当たりにすると、ちょっと立っているのもしんどくなるくらい、参ってしまいます。
そして、生きることの有り難さと難しさと奇跡を感じます。

僕にとってブルンジは、今回の旅行で1番滞在時間の短い国で、1番印象の強い国になりそうです。

他の印象は、アフリカ最貧国らしく、自転車に乗っている人が多いこと。

日中めちゃくちゃ暑いこと。

くらいです。

東アフリカ旅行中の人でもし興味あったら是非訪れて見て欲しい国です。

おしまい。

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