今日は自転車旅⑧日目。
宗谷岬を超え、最初の旅のハイライト的が終わり、若干の燃え尽き症候群のまま、そして、昨晩の漁師の店で久々に大人数でワイワイして、みんなで食べるご飯を楽しみ、一人で行動、独りで食事という現実に戻る。
何だろう。みんなと一緒だと、煩わしいとか、ストレスが溜まったりするくせに、一人だと寂しいという感情に悩まされる。
人間はなんという自己中心的な生き物なのだろうと思う。
その日は、夜まで自転車を漕いで、だんだん暗くなり、そろそろヤバいなぁという時に、本日の宿泊地の、キャンプ場に着く。
本日の宿泊施設は、【クッチャロ湖畔キャンプ場】
http://www.hotel-wing.jp/location.html
このキャンプ場は一泊400円で、宿泊できる。
必要なものはテントと寝袋くらい。
そして、このキャンプ場の素晴らしい所が、入り口に温泉があり、【浜頓別温泉ウイング】ここも400円で利用できるのだが、自転車旅を癒してくれ、本当に気持ち良い。
僕は元来ケチというか元を取りたい性格で、温泉に行った30分で出てくるのがもったいないと思うので、だいたい2〜3時間は滞在する。
サウナがあったら利用し、大浴場があれば何種類も利用する。
夕方にキャンプ場に着いて、受付のオフィスが閉まっていたのだが、受付に電話したは、お金は明日で良いと言ってもらえる。
温泉で、のぼせるまでのぼせて、夏とはいえ、北海道の、北方に位置するため、夜間はかなり寒く感じるため、長袖を着て、温泉のリビング兼マッサージルームで携帯を充電させてもらう。
そうそう、チャリダー、自転車旅やライダー、バイク旅は、電子機器の充電はとても大切で、ライダーハウスは充電できるコンセントがあるから良いが、キャンプ場はなかったりするので、困る。
受付では
①wifiの有無
②コンセントが利用できるか
は、毎回聞くようにしている。
夜ご飯は、どこも開いていなくて、セイコーマートの、ホットシェフを食べる。
こういう時にセイコーマートは、神ショップとなる。
どんな田舎やから過疎地に行っても、安心感のあるご飯が食べれて、同じ配置で、同じ陳列だと、嬉しい。
正直フランチャイズって、田舎も都会も均一化されて良さが失われるというが、こういうセーフティネットが人々を助けていると言う事実もある。
と、気づいた。
なんでもイオンや、ジャスコを一方的に批判するのも良くない。偏った視点でなく、客観的に物事をみられるようになりたい。
ここのキャンプ場は、静かだ。
北海道というか、日本中どこでも場所によるかもしれないが、人が交流しやすい明るい雰囲気の場所もあれば、どちらかというと個人個人で行動する、お一人様又はカップル様用の宿泊施設があるが、ここは後者。
色んな人や、フランス人の宿泊者もいて、なんだか楽しそうだが、静かだったから、その場の雰囲気に合わせて静かにしていた。
ただ、このキャンプ場は、ポジショニングがあり、僕は夜中トイレに行きたくなったりするから、だいたいトイレの近くにテントを貼る事が多いが、今回はトイレが防犯防止のためか、夜中もずーっと、チャイコフスキーの【白鳥の湖】が流れている。
エンドレスだ。
うるさい
と、感じてしまう。
どんなに名曲で好きな歌でも、一日中聞いていると、ノイローゼになってくる。
そして、僕は疲れて温泉でゆっくりし過ぎたのか、夜10度台の北の大地の寒い中キャンプをしたからか、体調が一気に悪化し、朝起きれず、もう一泊延泊する事にする。
ただ、延泊してもやる事が無く、チャリダーというのは元来早起きで5時には目が覚めるので、二度寝して、寝すぎたと思ってもまだ10時。
スーパーが開いているかなと思い、クッチャロ湖のある浜頓別町を探索してみると、意外となんでもあり、この町の住人の生活を想像して少しワクワクする。
夜に着いたので、クッチャロ湖は実際見えていなかったので昼間に見たら壮大でびっくりする。
また、【白鳥】が有名で日本一白鳥が多く飛来する場所と言う事を学ぶ。
だから、トイレで白鳥の湖が流れていたのかーと気づく。
結構、自転車旅の体調不良はよろしくなく、せめてライダーハウスなど、屋根の下の宿泊施設なら体力の回復も測れるが、キャンプ場だと、現状維持がいいところでなかなか体調は戻らない。
なので、次の日まだしんどいけど無理をして次の目的地を目指すことにする。
それでは、今日はこの辺で。
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