今日は、比較的順調な滑り出しで、ルートを見てみたら、湖や【網走】というなんだか面白そうな場所があるので少しテンション高めで何もないライダーハウスから早々と出発。
途中で、久々にチャリダーに出会い、抜かされる。
ほんの少し話をしただけだが、僕の2倍くらいのスピードで、自転車を漕いで羨ましいと同時になんで自分の自転車はこんなに遅いんだろうと、少し自分の体力の無さなのかこぎかたなのか体重移動なのかわからないが恨む。
そして、森や、坂などをくぐり抜けていたところ、【常呂町】(ところ)というところに来た時に自転車が、ガリガリっと変な音を立てて、壊れた。
とりあえずレールが悪いのか、何をやっても治らない。
パンク修理なら、なんとかできるかも知れないが、チェーンなのか、よく分からない部分が壊れた。
今回はヤバイ。
と思い、最寄りの自転車屋さんを探す。
最寄りは、2、7km先。
よし、これなら1時間手押ししたら着く。
時々ヒッチハイクをしながら、ひたすら歩く。
歩くのはとにかくしんどい。
そして、自転車のありがたみがわかる。
ホーリンは遅い方だけど平坦なら10〜15キロくらい進む、
歩いてはよくても4kmくらいだ。下り坂も、楽をする事は許されない。
何度か、自転車ライダーに会って、大変だなぁとか声かけられながら、自転車屋に着く。
町で1軒の自転車屋のおじさんは、自転車をチェックしてくれて、
あー、こりゃだめだ。
自転車直すにしても、部品2、3日かかるし、この自転車いくらでも買った?7000円?多分修理代の方が高くつくよ。どうする???
といわれた。
ホーリンは、マジか。これで根室まで後3、4日で着く予定なのに壊れたかー。
中途半端だけどここで新しく買ったらお金ももったいないし諦めるか、、、
と、思いオジサンに
あー、ここまできたけど、また新しく自転車買っても根室までだからもう、自転車旅は諦めます。
と言うと、
そうか、いくらなら出せるんだ??倉庫の古い自転車で良ければ見繕ってやるよ。
と言ってくれたので、
最初買った中古の自転車と同じ7500円ですかねー。
というと、本当はその値段じゃ売りたくない良品だけど、せっかくここまで来て諦めるのはもったいないからその値段で良いよ!
と、快く安い値段での買い取りを承諾してくれた。
新しい自転車は、前の自転車に比べて乗り心地も悪くないし、壊れて12日目にもう新しい自転車なんて、ふざけてると思うが、中古自転車の貧乏旅行旅には、このくらいが丁度いいのかもしれない。
自転車が復活して、しばらく行くと網走についた。
この街は網走刑務所で有名だ。
博物館みたいな場所と、本当の刑務所とあるけど、本当の刑務所跡地の方に行ってみた。
お土産物販を見学して、刑務所の様子や、犯罪者の人生を想像してモヤモヤとした気分になった。
そして、本日はなんだか評判の良いライダーハウス【クリオネ】という所に到着した。
このライダーハウスでは、久々に札幌と、バンコクと、シェムリアップで、出会ったお友達と、再会を果たした。
ライダー旅の様子を聞いたり、自由にできる旅のスタイルにすごく憧れた。
自転車旅は、体力の関係で少しルートがずれただけで、諦めないといけない場所がたくさんあるが、ライダーは、好きなだけくまなく見て回れる。
久々に再会して、一緒にご飯を食べ、夜はみんなで宴会をした。映画を観ながら、バイクの話で盛り上がった。
このライダーハウスは、ライダーが20か30人くらいいて、本当に個性的なバイクばかりで見ているだけでバイクが欲しくなった。
バイクというのは、なんて魅力的なんだ!と思う。
車よりバイクが欲しくなってしまう。
敷地内には野良狐が、5匹くらい家族連れで戯れていて、台湾人のチャリダーや、世界を旅した人も多くとても有意義な時間を過ごせた。
宿はライダーハウスドミトリーが500円だった。
テント泊なら300円だったが、寒さを考慮して命大事にという結論に至った。
一度病気したら、弱気になるのはなんでなんだろう???
リンク貼っておきます。
それでは、今日はこの辺で。
皆様の暇つぶしのクリックが、世界とホーリンを救う