こんばんは。ホーリンです。昨日 アイフォンがついに死にました。ラインしか連絡手段がない方、すみませんが、このブログを見てコメントにメールアドレス付で再度連絡お願いします。
今日は、パナマからコロンビアへの船で移動した日記です。
ホーリンはグアテマラやカンクンにいたあたりで、
「パナマからコロンビアは今は船通ってないらしいよ。
そこの移動は飛行機しか手段はないよ。」
と、聞いていました。
ところが、ホーリンの旅ともの旅じゅんさんは2015年8月にそこの間をボートで渡っていたし、ホーリン的には何とかなるのではないか?と思っていました。
そして、一応船のHPもあるので確認してみると、どうやらその航路は現在運行していないみたいでした。
グアテマラでは特にこれから南下する人がスペイン語を勉強していて南下の方法を情報交換しているみたいなのですが、北上してくる人がなかなかいないため、情報が不安定だと思います。
が、今日ここではっきり言うと、飛行機を使わずにコロンビアに行く方法はあります。
通常はパナマーコロンビアは飛行機だと1時間30分のフライトで150ドル?くらい
小型ボートだと2泊3日で200ドル超えということで、みなさん飛行機を選ぶようです。
(ホーリンは今回、年末で飛行機代が700ドルくらいして間違いなく航路のほうが安いということで迷わず選択)
ですが、ホーリン的にはあえて小型ボートをおすすめします。
それは、今までの移動で最も過酷な移動ができるからです。
それでは話を戻して、ホーリンはパナマシティで情報を集めることにしました。
そして今回は力強い旅の相棒TAKAさんという人がいます。たかさんは、ベリーズで一緒にシュノーケルした日本人の方です
二人で情報を集めるためにいくつかパナマシティの安宿の受付の人に情報を聞くも豪華客船で行く500ドルくらいのツアーならいける。とか、今はコロンビアへ行く船はないよ。
とか、なかなか現地でも不安定な情報を供給されて、もしかしたら無理なのかもなーという流れになっていましたが、
別の宿でボートでいける情報を提供してもらいました。そこのホテルはボートで行く人を船乗りにあっせんしてくれる仕事もしているようです。
その斡旋してくれたホテルはHospedaje Casco Viejoという名前のホテルで、最初説明が分かりにくくて混乱しましたが、
その人は信頼して大丈夫なようです。
方法はパナマシティから4WDの車で3時間くらい乗って、カリブ海のほうの町へ。アスファルトのない砂利道を結構走ります。
港に到着すると、8人乗りくらいの小さいボートに乗ります。ホーリンはタカサン、オーストラリア人のクリス、船乗りのマルセロの4人で乗り、謎の大きな貨物も載せて出発しました。
話すことの8割は女という生粋の変態男クリス!
見た目はこわもてだが、気づかいのできるNICEガイのマルセロ。
たかさんは写真なし!!笑
そして出発して30分くらいで波が出てきました。その波は2mくらいはあり、その波の上をガッツンガッツン 客にしぶきがかかることなどお構いなしに猛スピードで飛ばします。
イメージでいうとディズニーのスプラッシュマウンテン?USJのジュラシックパークの最後の水しぶき。の一番かかる残念なシート。これを7時間300キロくらい続ける感じです。毎秒ばっしゃーん、ばっしょーん。
バケツ1杯分の水しぶきが毎秒飛んできます。
正直、その情報は聞いていたからパナマシティの段階でゴミ袋を買ってきていましたが、正解でした。
そして海水がすごい勢いで顔にかかって海水って痛いので目を開けているとひりひりして痛いです。
ホーリンはゴーグルをして何とか眼だけは開けれるようにしていましたが、薄目で我慢するのはきついとお思います。
船が右左に揺れるので、バランスを保つのが本当に大変だからです。
そしてトイレ休憩あるのかと思ったら、まさかの無し!休憩なしでぶっ続けで7時間です!笑
カラダはびっしょびしょでふやけて、トイレもすぐしたくなるのですが、トイレを要求すると渡されるのはじょうろのような容器です。この状態で我慢してトイレするのはめちゃくちゃしんどいでしたがみんな少なくとも1回はトイレをしました。
宿の情報だと、1泊二日でメデジンまで行けると聞いていましたが、朝4時に集合してずっと移動だったのに国境についたのは5時で閉まっていて、スタンプがもらえず。
船長はコロンビア人なのでスタンプいらないのでそのままコロンビアの最寄りの町まで密入国。
コロンビアで荷物をおろして、一日終了。
と、みせかけてそこからのまた事件。荷物を船からおろすときに、謎の荷物が重すぎて、4人で運ぶのは無理。ということで近隣住民10人くらいで荷物を海岸に運ぼうとしましたがまさかの重すぎて運べず超重い物体が海にどっぼーん。
そのままオーストラリア人も落ちて、後1一人がその荷物が沈まないように何とか水中で耐えますが、結局落としてしまい沈んでしまいました。
船乗りのマルセロは指を激しく切ってしまいそのまま別の島まで血だらけで搬送され、クリスももう少しで指切断するところだったと、あきれていました。
この光景に正直、全員あほすぎる!と思いました。たぶんみんなそう思っています。
そしてそこの町に会った唯一のハンモックで寝るキャンプ場に6ドルで泊まり、次の日またパナマに戻りスタンプをもらう。しかしマルセロの代打のお父さんがもたもたして出発が遅れたため、今度はそこから20分後のコロンビア側のイミグレーションオフィスでスタンプもらおうとすると、今度は12時30分で終了だから明日きてくれ。
と言われる。
ここでオーストラリア人のクリスが猛抗議するとなんとすでに閉まっている役所をあけて僕ら3人のためだけにスタンプを押してくれる。
ようやく晴れて堂々とコロンビアに入国し、そのまま昼の船でネコクリという町まで行き、そこでメデジン行きの夜行バスに乗り、何とか弾丸旅行を終えることができました。
そうそう、パナマとコロンビア国境付近および、カリティという町にはATMがないので、この航路を利用する予定の人は予定の100ドルくらい多めに持って行ったほうがよいと思います。
そこでお金が尽きてどこにも動けずという人が時々いるそうです。
ということを、パナマ運河に行ったドイツ人が言ってました。
確かに、ホテルの人には1泊2日と言われていましたが、へたしたら3泊4日かかる可能性もある船旅なので多めに持って行ったほうが良いと思います。
後、船が出るまで1週間くらい待たされることがあるという噂もありました。
実際は結構キューバ人が亡命のためにその航路を使っていて結構頻繁に出ているようです。パナマ側からだとそのホテルのお姉さんに聞いたら情報を聞けます。
とにかく、ネット予約や公式ルートっていう感じのルートではないので不安定ですが、今思い返すとなかなか楽しかったです。
でももう一度やるかと聞かれたら絶対やりません。それくらいの体験ができました。
みなさんも船乗るときは、覚悟して楽しんでくださいね。
それでは今日はこのへんで。
途中の村
一泊した国境の町のキャンプ場
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