カテゴリー: EGYPT

こんにちは。ホーリンです。

スーダンとエチオピアビザを、ようやく手に入れて、アフリカ大陸横断を始めました。

現在地はスーダンの国境の町、ワディハルファという場所にいます。

スーダンに入って人種が中東アラブ系から完全に黒人さんになり、なんだかアフリカにきたんだ！と実感してます。

今日は、カイロの安宿サファリで出会った日本人の音楽家の方の生き様が素敵だったからその話です。

その日本人の音楽家の方はトランペット奏者で、40歳の男性でエジプトの首都カイロの安宿に住み始めて3年半ということで、今までの人生の話を色々聞かせてくれました。

その方は、トランペットを吹き続けておよそ30年で、キャリアが凄い方なのですが、音楽業界が厳しい世界らしく、しかも働いている国がエジプトなので、エジプトの中ではとても高級で、エジプトで生活するには十分すぎる給料なのですが、シーズンOFFに日本に帰ると、飛行機代や滞在費で、本人曰く移動貧乏ということです。

そして、日本でIDがないから、もう15年海外に住んでいるのにクレジットカードなしで生きているそうです。給料もニコニコ現金払い、でもお金の管理はというと、ワザとみすぼらしい格好をして全財産を持って歩く。

という、常人では考えられないノーガード戦法で今まで被害にあったことは一度だけ、偽警察に職質にあい、現金17万円相当をとられたそうです。

そのせいでその年日本に帰れなかった。ということで、壮絶な人生を歩んでいるなー。と思います。

その日本人音楽家の方は、僕の人生に対する考え方が似ていて、安宿のドミトリーを楽しんでいて、そこで生活する中で出会いや、一緒に、ご飯を作ったり語って麻雀をして、、、

幸せな道を歩んでいて羨ましかったです。

エジプトに来る前はドイツで働いており、そこでは音楽と食品の会社と二つ働いて、年金も納めていましたが、エジプトに来ることになり、ドイツの年金制度は5年以上で年金もらえるけど、収めた金額で変動ということで、最初の年金は推定一ヶ月430ユーロだったのが、次の年400、その次の年380と、どんどん下がってきて、最終的にもらえなくなることを心配して、役所に確認したところ、五年以上働いたら最低一ヶ月82ユーロはもらえます。

と言われ、自称「年金1万円男」と呼んでおり面白かったです。

自分の好きな事、やりたい事に打ち込んだ人生を歩んでいますが、将来のことはやはり不安ということで、もし奥さんできたら、奥さんは女子ドミ(女子集団部屋)、自分が男子ドミ(集団部屋)、子供は受付の人に見てもらって共働きだ。と言っていました。

将来は日本でワンコイン(500円)でできる民宿を経営したいとのことで、その方の温かい人柄で、誰か商売人と組んだらきっと成功するのではないかな？と思いました。

旅の別れは少し寂しいでしたがきっとまたどこかで会える気がしました。

っていうか、その方は旅人ではありませんが、、、

エジプトの首都カイロの名物老舗ホテルの、サファリホテルにいるトランペット奏者の方。

とても素敵で話が面白い方なので是非エジプトに来たらそのホテルに遊びに行くことをオススメします☻

それでは、今日はこのへんで。

おしまい。

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こんにちは。ホーリンです。

今日は、エジプトで思う素朴な疑問をエジプト人や、エジプトに五年住んでいる日本人に答えてもらってなるほどなって思ったのでその事を書いてみます。

1、なんでエジプト人は、列を作れないの？

エジプト人は、列を作ることができません。

日本でやったらギャグみたいなことが日常茶飯事で起こります。

昨日も、電車に乗ろうとして、チケット売り場に行きました。
そこは、列を守らせるように床にラインが描いてあり、だいたいの人がラインに沿って並んでいます。ですが、何人かはその列を並ぶという行為を許せないのか、列を待つことなく、1番前の人の横から、駅員に堂々と

一枚！

と、切符を買おうとします。

普通の商店やレストランでは、それで、店員もそのアホな人にチケットを渡してしまうのですが、そのチケット売り場は、チケットを売らずに、列の最後に並びなさい。と指示しました。

すると、そのアホな人は、どうしたかと言うと、2番目に並んでいる人に、お金渡して買って！

っと、お願いしています。

すると、2番目の人は、

ふざけんな！

と、ののしって、そのアホな人は次に並んでいる人にお金渡そうとします。

三人連続くらいに、後ろに並べ！

と指示され、ようやく列の最後尾に並びに行きました。

これをやったのは、子供でなく、大の大人です。

自分が、列を並ばずに自分だけ自己中な事をしたら、周りがどんな思いをするか分からないのかな？と思いました。

※電車やミニバスでも、全く同じ現象が起こります。

電車は、まず扉が空いた瞬間に出る人より先に外から人が大量になだれ込んできます。

だから、先に出る人を降ろせば、人とぶつかりまくって嫌な思いをしないですむのに、とにかく自分の席を確保しようとします。

マイクロバスなんか、席が少なくて、8人くらいしか乗れなくて、誰かが降りようとしているのに、アホな人が乗り込んできて、車の中で、メチャクチャ窮屈な状態で相手をよけながら、降りたい人が降りて行きます。

日本でこれをやったら、ギャグでしかないでしょう。

というか、僕はこの間、1列で並んでいたら、僕の真横に並び始めた人がいます。そのせいで、僕らの後ろから二列が始まりました。

意味が不明すぎます。

なんで、こんなことが起こるの？って聞いたら、エジプト人は、ちゃんと列を作ったら問題なく気持ち良くなれるのに、自分の待ちたくないというエゴに負けてしまうそうです。

だから、日本に来たエジプト人は、日本ではルールを守ると言ってました。

日本人の意見では、エジプト人は、小学三年生くらいで思考回路がストップしちゃうと言ってました。

2、時間を全然守らない。

エジプト人は、時間に対していい加減です。

大体、まだ？と聞いたら、

1分！

と答えて、実際は1時間でも30分でもかかります。

そして、仕事をしていると大変で、

明日できます。

と言われて明日取りに行くと、
まだできてないから、次の日にはできる。

と言います。それを信じてその次の日に行くと、また明日来て。と言われます。

それが続きに続いて3週間とか、かかっちゃうそうで、予定が立てれないそうです。

これも、エジプト人は、明日と言った時点では本当に明日には用意するつもりらしいのですが、すっかり忘れたり、気が変わって準備しなくて、明日になっちゃうそうです。

エジプトでビジネスをするのは本当に大変そうです。

エジプト人は、学校で列を並ぶことも、時間を守ることも学ばない。ってか先生がどっちも守らない。

だから、ルールを守れないと言ってました。

エジプトではそれでいいかもしれないけど、国際社会では大変そうだなと思いました。

街もポイ捨てだらけで、ゴミだらけ、自動車ルールもないに等しく、駐車するときの車間距離は20cm、ひどい時は0cm。笑

だから、どの車も傷だらけでバンパーはぶつけるためにあり、とにかく、せっかちな性格がよく表れています。

日本人が生きて行くのは本当にサバイバルな感じがして大変そうです。

僕にはエジプトはちょっとの観光くらいがちょうどいいと思いました。

それでは今日はこのへんで。

おしまい。

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こんにちは。ホーリンです。

今日はピラミッドに行ってきました。

ピラミッドは、悪名高くエジプト人が、ピラミッドはエジプトで1番最悪な場所。という程ひどい場所とは聞いていて、これまでに、ピラミッドで悪い思いをした話を五万と聞いていました。

みんなのアドバイスが、絶対に何を言われても無視をして！

って事でした。

事例として、

◯偽警察が、チケットを確認しに来て、それでお金も見せろといって、枚数数えるふりして、お金を抜き取って、その後ラクダに載せようとしたり。

◯ラクダ乗りに乗せたら、法外な値段をふっかけられ、お金を払うまでラクダからおろしてもらえない。

◯写真を撮ろうとしたら、手伝ってくれて手伝ったからお金をくれというから、15円あげたら高いとキレる。
(エジプトの15円は、日本の100円くらいの価値があります。)

◯勝手にガイドし始めて無視してて、最後にお金を要求。

こういう、汚い手を使って、観光客から巻き上げようとしている、エジプトのヤクザが働いています。

他の観光地もこういう事はあるのですが、ピラミッドが問題なのは、断ったり、サービスの最後にお金を支払う時に、怒鳴ったり切れたりして、恫喝をして、旅行者をビビらせて、お金を払うまで怒鳴ったりすることです。

ただの観光地は、声かけがウザいくらいですが、ピラミッドは腕を掴んだり体を使って引きとめようとしてきます。

もはや、僕からしたらイメージは、ヤマグ◯組や、◯◯組が、軒を連ねる入り口にたむろしていて、知らない観光客から、法外な値段を要求する悪質なことをしている感じです。

僕はどうだったかというと、客引きを無視して、入り口を間違ってしまい、わけわからないスラム街に紛れ込んでしまい、そこの少年2人組が助けて道案内をしてくれていたのですが、僕は用心して、どこに行きたい？と言われても、

警察に行きたい。携帯も財布も盗まれたから。

と言って、ちょっと歩いていたのですが、しばらくして、

日本円ちょうだい。エジプトポンドちょうだい。

って言ってきて、お金はないよ。

っていうと、お腹の腹巻を指差して、これは何？

と言って隠してあるポケットを見つけて、身の危険を感じたので、

ある程度道は分かるのでその後少年らとバイバイしようとしたら、お金を払えって言ってきて、

最後に細い道を通せんぼして、そこらへんにあった石を拾って投げようとしてきました。

僕は、少年らが、プロじゃないのは分かったので、落ち着いて、

やめて、やめて

と言ったら諦めてくれて、なんとかその場を離れて、大通りに戻ることができました。

それで、スフィンクスも、入り口の外から見えて、

もうずーっと人を無視し続けてきて、これから入場してもまた、客引きがうざいから結局中に入ることなく、ホテルに戻りました。

客引きに詐欺や、恫喝にあってみんな嫌な思いをしていますが、無視をし続けても、心が痛いので、どっちにしろ、めちゃくちゃしんどいです。

まぁ、ピラミッドを観光するのは、絶対にオススメできません。

できたら、行かない方がいいと思いますが、世界一有名だし、みんな一生に一度は行きたい場所なので、どうしても行きたいのなら、エジプト人の友達を作って一緒に観光をすればいいかな？って思いました。

または、数年して治安が良くなってからいったらいいのかなと思います。

あー、予想以上に疲れた1日でした。

それでは今日はこの辺で。

おしまい。

ピラミッドの中は入らなかったので外からの写真だけです。

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