こんにちは、ホーリンです。
今日は写真集とまとめです。
ホーリンたちは、サルベーションアーミーで、ウーフを紹介され、ウーフ体験をすることとなる。
ウーフとは、農家さんのお手伝いをし、その代わりに食事と料理が提供されるという画期的なシステムだ。
ただ、給料が発生しないこのシステムは、やりがい搾取だの、奴隷制度を生むだの批判もあり、最近はやっているところが減ってきているそうだ。
若者で農業体験してみたいと言う人が短期から挑戦できるこのシステムはそんなに悪くないと思うのだが、、、
ホーリンとyenはしばらくウーフ生活をしていた。
だいたい14日間。
作業は一日4〜5時間で、適当に休みながらだが、動物を扱うので朝は早い。
1日のルーティンは、6時頃起きて、色々な動物のエサの準備。
ヤギ、羊、うさぎ、牛、鶏。
うさぎはうんちを取り除く作業もありちょっと汚いが、うさぎのうんこはそんなに臭くない。
羊やぎは楽で、牛は人見知りの牛の分を、別の牛が横取りするから、少し場所を考えないといけない。
鶏は、卵を2日に一回産むので、産んだらそれを家に持って帰る。だいたい8個くらい産んでいたと思う。
やぎはママが乳搾りしてくれる。これも2日に一回で、だいたい3リットルから4リットル取れる。
ホーリンは好きすぎてがぶ飲みしていたら、時々飲み過ぎと注意された。
朝の動物の世話が終わると、それからは雑草むしりや、庭の掃除がメインだった。
庭は、70代のおじいちゃんひとりで見ているから、半年くらい放置されていて、雑草や、建設途中の露天風呂が、大変なことになっていた。
農家の生活は終わることなく、次から次に仕事が見つかり、気がついたらあっという間の2週間だった。
週6日滞在し、1日はKaitaiaの街中で、ゆっくりするスタイルだ。
そうそう、このウーフ先、電波も入らない山の奥だったので、電波も1週間に1日という、なかなか修行僧のような生活をしており、精神的に鍛えられた。
自由時間は、お手玉、ジャグリングをしたり、犬と一緒に遊んだりした。
日曜は、ウーフの家族が、サルベーションアーミーの会員なので一緒に教会で講話を聞いて、クリスマスシーズンなので子供達と一緒にゲームをしたりした。
ボランティアというのは、ホーリンは初めての体験だったが、なんだか給料が発生しないから、心がピュアになれる気がする。
ホーリンが一番愛着を持っていたうさぎ10匹を最後に料理にすると言って、ドン引きしたり、言うことを聞かない問題ばかり起こす犬がある日にわとりを一羽殺しちゃって、それに腹を立てたオーナーがワンチャンをさっ処分する事にしたり、色々出来事はあったが、どれもこれも良い体験談だった。
ここの生活で一番苦労したのが、ニュージーランド英語が全然分からずにコミュニケーションに苦労したことだ。
高齢の人と生活をすると、特になまりなども強くなるためか、何を言っているか、全然分からなかった。
サルベーションアーミーでは、本当に良くしてもらい、ある日はKerikeriという町のクリスマスパレードに、連れて行ってくれて、そこのサルベーションアーミーオフィスで、中古品屋さんの洋服のプライスタグ付ける仕事をしたり、みんなでニュージーランドで有名なアイスクリームTiptopの、goody goody gum dropを食べたりした。
ニュージーランドの人は温かい。
そんな優しさに触れた2週間だった。
そして、この2週間で、方向性の違いや価値観の違いなどで問題が生じてきたホーリンとyenは、結局ここでのウーフが終わったら、2人旅は辞めて別々の道を行くことになった。
およそ1ヶ月一緒に旅してくれて、感謝しかない。
そして、ホーリンは誰かと旅をする事が心底向いてないと実感した。
ニュージーランドは、他にもオークランドにしばらく滞在したり年末年始みんなで花火見たり色々イベントはあったのだが、今回はハイライトという事で、このへんで一区切りし、次はオーストラリアでの、出稼ぎの話でも書こうかなと思う。
それでは今日はこの辺で。
目標達成まであと37記事37日!!
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