10年ぶりニューヨークで同級生と再会と堅い絆の巻

こんにちは、ホーリンです。今日はまたまた放置してしまったブログを久しぶりにやる気をもって書いてみようと思います。

 

前回の記事では、アメリカとカナダで再会したお友達の紹介をする回でしたが、今回はその中である一人の日本人女性たかちゃんの紹介です。

 

たかちゃんは通称しまんちゅ  という、日本人が聞いたらどこかの島からやってきた人かなと連想させるニックネームを持っていますが、その通り彼女は鹿児島のとある島の出身の女性です。

 

ホーリンとは高校の時に知り合って12年という年月が経つ、昔ながらの友達の友達の一人なのですが、その子と僕の関係がちょっと普通ではないので紹介したいと思います。

 

ホーリンと、しまんちゅは高校の同級生ということでしたが、僕たち二人は某進学校に通っていました。

そして、初めての出会いはあまり良い印象ではなかったようです。(正直あまり覚えていませんでした)

 

彼女の話によると、しまんちゅは入学して早々、いじめまがいのことをされたそうです。

その内容はというと、4月の入学式が終わり、学校生活が始まったある日、学校の上履きに気づいたらイタヅラ書きされていたそうです。

しまんちゅの本名は、あるコンビ芸人の芸名の名前なのですが、その名前をもじってその相方の名前を追加して書かれていたそうです。

 

そのイタヅラ書きを見つけたしまんちゅは犯人が分からず、入学早々いじめられたと思ったそうです。

ですが、その犯人が名乗り出て、怒りとともに安心を覚えたそうです。

 

そうです、その犯人がホーリンだったのです。

 

なぜ、こんなバカなことをしてしまったのか覚えていないし、当時しまんちゅとそんなに親しくなかったのによくそんなことができたのか不思議でなりません。(10代の怖いもの知らずが怖いです)

 

とりあえず、めちゃくちゃに怒られたホーリンは最悪の出会いをすることになりますが、その後は少しずつ関係が良くなっていきました。

 

キーワードは

1劣等生と、2伊坂幸太郎

です。

二人はほぼ同じくらいの学力で、どちらも毎年落第候補、宿題は人のをコピーし、緩い先生の試験はカンニング、中間試験では毎回追試、という劣等生ぶりをお互い発揮し、追試や劣等生の集まりの時などに顔を合わせ仲良くなります。

学生の時なんて、今思えばめちゃくちゃ勉強する時間を与えられて、自分のやりたいことよりも学業を優先させられてなかなか過酷な時間を過ごしていたなーとしみじみと思います。

 

そして、その二人の共通の趣味が読書でした、ホーリンは昔から図書館で本を借りて、読書を楽しんでいましたが、しまんちゅもその一人だったようで、しまんちゅも授業中に机の下に小説を置いて、読書に没頭していたそうです。

 

そして、ホーリンが16歳の時にしまんちゅに伊坂幸太郎という有名な小説家の本を紹介してもらいます。それでホーリンはその作家さんにはまり、お互いに伊坂さんのことで語り合うようになりました。

 

ホーリンとしまんちゅは仲良くなり、放課後も時々遊んだり、休みの日には時々みんなで映画館に行ったりするようになりました。

 

ホーリンはそのころから変わっていましたが、しまんちゅはもっと変わっており、ホーリンがそのころ鬼の節約をして貯金をしており、その貯金に協力する形でホーリンのお弁当を毎日作ってくれるようになりました。(別に恋人という関係ではない)

 

話のからくりは、ホーリンが学食を食べると親に言い、その学食代500円をもらい、学食を食べるのがもったいないので、学食がデフォルトで食べれる寮生であったしまんちゅにお願いして、そのまま学食をもらって食べていたのですが、しまんちゅも食べたいということで、代わりにホーリンにお弁当を作るという、謎の方程式が出来上がってしまったのです。

ホーリンは当時、おこずかいをほとんど貯金に回し、お年玉も貯金したため大学に入るまでにおよそ50万円の貯金に成功しました。協力してくれたしまんちゅには本当に感謝。

 

まぁ、いきさつはともかくしまんちゅは高校時代になかなかにお世話になったお友達でした。それ以外にもホーリンとしまんちゅは高校から続けていることがあります。

 

それは、満月メール。

それは確か高校3年の秋くらいでした。ホーリンは勉強せずに、夜ぼーっと外を眺めていたらとても綺麗な満月が光っていました。

 

ホーリンは当時自分の携帯を持っていなかったのでおそらく母の携帯から勝手にしまんちゅに「満月が綺麗だよ」とメールしました。

しまんちゅからも返信があり、その後他愛もないメールをした後、なぜだか今後満月の時、どっちかお互い先に気づいたほうが満月を知らせるメールを送ろう!というルールで、その後満月の度にどちらかがどちらかにメールを送るようになりました。

 

その後高校を卒業し、お互い別々の大学に。そしてホーリンは大阪で仕事を始めてその後海外に。

 

しまんちゅも地元の大学を出た後地元で生活。

 

高校を卒業して10年がたち、別々の人生を歩み始めて、共通の話題などもなくなった今でもその満月メールは続いています。

 

今ではその満月メールは、ホーリンと懐かしい高校時代とその時の友達をつなぐ大切なイベントになっています。

 

その満月メールを続けて10年が経つ今年の11月、二人は6年ぶり?くらいにまさかのニューヨークで再会することになります。しまんちゅは今は伊坂幸太郎さんの本に出てきたある登場人物に憧れ日本語教師の資格を得て、現在はニューヨークで英語の勉強中。

ホーリンは、海外放浪中にカードを紛失してメキシコからカナダに一時帰国中。カナダのトロントからニューヨークは距離的に近いということで、ニューヨークまでわざわざ会いにやってきたわけです。

 

 

久々に再会したしまんちゅは、高校の時に比べて精神的にとても大人になっていてびっくりしました。10年の歳月って長いんだなってしみじみと思いました。

 

高校の時に劣等生だったしまんちゅが、英語の時いつも怒られていたしまんちゅが再び英語を勉強していることに新鮮さを感じるとともに刺激を受けました。

 

これから二人とも新たな夢や目標に向かって頑張ると思うのですが、満月メールだけは続けていきたいと思います。

10年後はさすがにお互い結婚しているといいなぁと思いながら、これからの10年を先に結婚できるように必死に生きようと思います。

 

そして、二人とも仕事や私生活で十分に活躍できるように満月メールでお互いの近況を確認しあいながら、成長できていけたらなぁと思います。

 

今回のブログは英語はパス‼たぶんまた次回から英語でブログ書けるように頑張ります。

 

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