Tinder■出会い系■出会う喜びより別れる切なさの方が大きくなってきた⑤

こんにちは。ホーリンです。

前回までの続きはこちら

Tinderブログ ④

Tinderブログ ③

ティンダーブログ②

ティンダーブログ①

Tinderブログ第5回です。後1回で終わりそうです。

ケーススタディその④

タイの東大を出て、日本語も勉強して今年から日本に留学予定のタイ人女性Nちゃん。

初めてメッセージを送った時は今年の5月、タイで1番暑い時期でした。

第一印象はとっても真面目。

最初から一度も英語を使わずに日本語だけでやりとりして、とても素直で優しい印象。

出会った時も日本人じゃ見つけられないようなブランコのあるカフェに連れて行ってくれて一緒に5時間くらいおしゃべりしました。

何で日本語勉強してるの?

日本の製品やテレビが好き。日本に憧れがある。

日本には4回行ったことがあって、たくさんの町に行ったけどどこも気に入っている。

と、教えてくれました。

彼女は、立派な家庭で育ってタイの東大と言われる、名門チュラロンコン大学を卒業し、建築系の仕事をしていたけど、辞めて現在はタイにある日本語学校で勉強中の学生でした。

多分とてもお金持ちだったけど、ホーリンがビンボーなのをわかって、気を使ってデートはだいたい学校の下にある、充電器が使えるフードコートか、マックでした。

デートを重ねるうちに、付き合おうってなって付き合うことになりました。

ホーリンはあまり付き合った経験がないため、付き合うって何をしたらいいんだろう?付き合う前と後は何が違うんだろう??

とか、余計なことを考えながら一緒に過ごし始めました。

彼女は芸術が好きだったのでタイの美術館に連れて行ってくれて、タイ語で訳のわからない作品を一つ一つ説明してくれて、日本とタイのハーフの方の個展、漫画の個展、色々連れて行ってくれました。

タイの事、バンコクの生活、タイの会社で働くことの大変さ、タイ中華系の事、美味しくて安いレストラン、美味しい日本食屋さん。

普通に旅行をしていたら知りえない場所に連れて行ってくれて、たくさんの友人を紹介してくれて、まるで家族かのように皆さん接してくれてとても嬉しかったです。

「タピオカがサクサクして美味しいね」

Nちゃんの可愛い日本語の間違いもとても癒されます。

ホーリンは毎日過ごすうちに、摩擦というか違和感を同時に覚え始めました。

それは、タイ人と日本人の付き合う感覚の違いです。

これは、文化の違いかもしれません。

Nちゃんは、一緒にデートに行ったら毎回その写真を撮って、フェイスブックにアップして、それだけなら良いのですが、

※プロフィール写真を一緒に撮った画像にして。

※現在のステイタスを交際中にして。

※私たちのデートのアップした写真にlikeを押して。

と、様々な注文を受けました。

タイ人だったら、それは普通のこと。

でも、日本だったら痛い子と思われて笑われる。

何度も説明したけど、タイの常識と、日本の常識は違うから、これは分かり合えることはありません。

日本人同士だったら起こりえない、常識や文化の違いにお互いストレスを感じました。

楽しいことも多いけど、辛いことも多い。

けれど、喧嘩や問題が起こったら、敬虔な仏教徒であるNちゃんは、いつも、仏教徒の教えを説いてくれてお互い仲直りしてきました。

我慢をしながらもホーリンが抑えて、我慢すればこの関係は続けられると思いながら、この関係は2ヶ月続けました。

ホーリンが資金が尽きたのと、タイの移民局にこれ以上タイに滞在する事はできないと言われたので、8月に日本に帰ることになりました。

Nちゃんは、10月から日本に来るので一緒に日本に行きたがってましたが、それはどうしようもないので諦めてくれました。

タイを出国するとき、ヘソクリを全部使ってホーリンの好きなタイのお菓子、タイの調味料、オニギリ、手紙を持ってきてくれました。

とても嬉しく、この子を幸せにしてあげたいなと想いました。

日本に帰国して、家族に挨拶して、おじいちゃんが亡くなって、忙しくしているうちにだんだんと気持ちが薄れていき、良い思い出でなく悪い思い出ばかりが頭に残り、距離を置かせて欲しいとこっちから言い、結局別れることになりました。

本当は、日本でもデートしたかったし、タイの事を色々教えてもらった分、日本のことを色々教えてあげたりNちゃんの好きなレストランにも連れて行ってあげたかった。

最近になって、今度は逆に良い思い出ばかりが頭に残って、とても複雑な思いが駆け巡っております。

今回、未熟なホーリンとおつきあいさせてもらったNちゃんは、きっと素敵な女性で相応しい日本人を見つけて幸せになって欲しいなと思います。

それと同時にホーリンは、人と付き合うという事が本当に下手で、難しく考えすぎたり、上手くやりくりする事が出来ないと思いました。

付き合ったら、人を不幸にするのではないか?

なんでもっと優しくできないんだろう。

そういった感情ばかりが駆け巡り、中々恋愛に対し、人間関係に対しても前向きになれなくなりました。

人間には様々な性格があり、付き合うまでにもっと見極めないといけない。

ホーリンと気があう人っていうのをもっと人間観察を通して考えよう。

という、結論に至りました。

Tinderっていうのは、出会い系のアプリで、昔でいうお見合いのカジュアルバージョンみたいなものなので、数回のデートのうちは、完全に騙し合いの探り合いです。

初対面から100%自分の素を出せるならば良いのですが人間みな、よそ行きの自分を演じます。

お互い分かり合うっていうのは本来時間をかけて、学校や職場で、まずは知り合いになって、友達になって、というプロセスを経て少しずつ分かり合うものなのかなと思います。

今回の件を通して悩んだり悔んだりしましたが、とても良い出会いだったなと思います。

それでは、今日はこの辺で。

多分次回Tinder編最終回です。

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Tinder■出会い系■取り扱い説明書ではなくただの体験談③

こんにちは。ホーリンです。

前回の記事が長くなったので、今回はそのブログの続きを書かせてもらいます。

前回までの続きはこちら

ティンダーブログ②

ティンダーブログ①

ケーススタディその2

バンコクでOLをやっている、日本語ペラペラのニューハーフHちゃん。

ホーリンは、この子は、実は代打で参加したのですが、
一緒にTinderを始めた友達が、ニューハーフと知りながら、メッセージをやりとりしていました。

そして、いざ会おうってなった時になぜか怖気づいて、行きたくないと言って、仮病を使いその子がガッカリしてるところに、じゃあホーリンが行こうか?

となって、ホーリンがデートをする事になりました。

その子はタイ人のニューハーフの女の子(元男の子)

日本語を何年も勉強し、大阪で留学もして、本当に日本語ペラペラ。

日本人大好きで、日本語もっと話したい、日本人の彼氏欲しい。

というのが、Tinderを始めたきっかけでした。

日本人かと間違えるくらい日本語が上手で、間の取り方、相槌の打ち方まで完コピをしたかのように上手で難しい日本語を話さないようにしようとか、全く意識せずに話すことができました。

バンコクのSiamという日本でいう渋谷的な若者の街でデートをしましたが、

ホーリンが、「休みの日は何してるの?」

と聞くと、Hちゃんは、「家でゴロゴロしたり、DVD見てマッタリしてるかなー。」

って、日本語うますぎ!

スラングも普通に使いこなし、初対面で日本語レベル高しと実感!笑

タイ人の今1番の人気洋食は、日本食という事で、日本食とタイ料理のミックスのレストランに行き、あんみつ的な甘いスイーツを食べました。

Hちゃんは日本企業で働いており、通訳やガイドをしているみたいですが、日本人の彼氏がなかなかできない。

できてもすぐにフラれる。

と、嘆いていました。ですが、元カレの写真を見せてもらったらなかなかのイケメンで、とても幸せそうでした。

Hちゃんは、あまりTinderをしたことが無いらしく、緊張してて、ホーリンも緊張しやすいからお互いドキドキして、お互いの胸の音を聞きあったけど、鼓動がバクバク言ってて、すごくアドレナリンが出ていたのを覚えています。

結局、Hちゃんは次の日仕事だったので終電でお家に帰って行きました。

とても忙しく働いているようで、次来月会おうね。と言い合いましたが、連絡が疎遠になりその次回が来ることなく終わってしまいました。

今回Hちゃんと知り合って、ニューハーフの女の子の恋愛事情や、難しさ、性差別や性に対する強い思いを学ばせてもらいました。

友達同士で本音で語り合えるってすごく幸せなことだと思いました。

ホーリンは、この子の事を陰ながら応援していきたいなぁ。いつか結婚して日本にやってこれて夢を叶えて欲しいと思いました。

Tinder ブログ続く。

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■Tinder■という出会い系による迷走と試行錯誤②

こんにちは。ホーリンです。

今日は前回のブログの続きです。

前回のブログはこちら

ティンダーブログ①

ホーリンは、Tinderを通して自分を見つめ直したり、向き合ってみたり、反省したり、とにかく様々な経験をしながら、日々を送っております。

ホーリンは、初めてTinderを紹介してもらったのは、タイでした。友人に勧められて、面白そうだからやってみようということで始めました。

ホーリンは、出会い系というものに、ネガティヴなイメージがあったため、気休め程度に使おうと思いました。

初めて数日間、やり方が分からず、ホーリンのFacebookは、以前メキシコでイタズラにあい、好きな対象が男性になっており、男性ばかりがポップアップされてきました。

そこで、ネットに詳しい友達に治してもらい、再度気に入った女の子にlikeを押していると何人かの女の子とMatchしました。

タイ人の女の子はみんな可愛くみんなlikeしたいところを厳選して、ホーリンと趣味が合う子、元気そうな子を選んでいきました。

この基準が意外と大事で、せっかくMatchしても、会話が続かなかったりします。

そんなこんなで、日本の文化が好き、日本語を勉強している。日本人のお友達が欲しいという人たちと仲良くなり、チャットを楽しんでいて何人かと実際に会いました。

その出会った何人かを紹介します。

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ケーススタディその1

1人目、ラオス人のお姉さんK子ちゃん。

この方はタイのバンコクで働いているラオスのスーパーお金持ちの娘さんでした。

35歳?で独身でとても大きなタワーマンションの上の方の階に住んでおり、本人は芸術家で、様々な革製品を趣味がてら作っておりました。

彼女とは、バーで会い、一緒にどでかいビールを飲み、ご馳走してもらいました。

彼女は、ホーリンをlikeした理由は日本に対してとても良い印象があり、日本人の事を知りたいという事で、たくさん日本の事を聞いてきました。

話は尽きず、彼女の家で飲み直して、彼女の好きなハウステクノという音楽を紹介してもらいました。

一緒に音楽を聴きながらお酒を飲み、ホーリンは普段はお酒を飲む事はないのに、人見知りだから緊張して、それを紛らわすかのように気が付いたらたくさんお酒を飲んでいました。

次の日も一緒にK子ちゃんの住むマンションについているプールで泳いだり、仕事の話、芸術家の人生などたくさん語って教えてもらって、夜に現地人しかいないローカル夜市に連れて行ってもらい、一緒に晩御飯を食べました。

都合2泊3日彼女のお家にお世話になり、タイのバンコクにあると知らなかったデリバリーサービスでタイ料理とラオス料理をご馳走になったり、タイ語を教えてもらったり、日本語を教えたり、2日間とても幸せでした。

そして仲良くなり、帰りがけ、「次会うときは、バンコクの有名な美術館に連れて行くから楽しみにしててね」と、言っておきながら、最後別れるときに振り返らずに去って行きました。

その後は、メッセージを送っても何の連絡もなし。

ホーリンは、何か悪い事をしたかな?とか、彼女は事故にでもあったのではないか?と心配をしましたが、そんな事はなく、ただもう会いたくなかったのか2ヶ月後に簡単な返信は来ましたが、もう会う事はありませんでした。

ホーリン的には、自己分析して、彼女は芸術家で考えはとてもユニークでホーリンと真反対の人目を気にしない。あっけらかんとした性格で、ラオスの国に対する不信、ラオスの社会主義に対する不満など、ラオスに生まれた事にとても不幸に感じながら生きている事をとても強く感じました。

時々人の話を聞かなかったり、1人で考え始めたら止まらなくなったり不思議なところはありましたが、程よい距離感がありそういった所は気兼ねしなくてすんでよかったです。

残念ながらホーリンとはその後出会う事はなかったですが、初めてできたラオス人の友達ということで、嬉しい気持ち半分。不安にもなり、ホーリンの何が悪かったのか、何が足りなかったのか深く考えさせられる良いきっかけとなりました。

意外と長くなってしまったので、続く^_^

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