カウチサーフィンでベネズエラのお友達を作るの回

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(写真はフランス人ロビン、ベネズエラ人ユリエス、ホーリン、アルゼンチン人アウグスティン)

こんにちは、ホーリンです、今日はベネズエラでのカウチサーフィン滞在記です。

ホーリンは、現在3件のカウチサーフィンの予約をして3件ともアポOKをもらい、現在その1件のお宅に長期滞在中です。

一緒に生活しているのは、ベネズエラ人の学生アマロアちゃん、ユリエスちゃん、時々遊びに来るオリアナちゃん、

アルゼンチン人のカウチサーファー オゥグスティン、フランス人ロビンです。

 

ベネズエラ人ってどんな人たち?!って思って出会いを楽しみにしていたけど、とても明るいそして優しい人々です。

アマロアは、ムードメーカー、バイリンガルで常に笑いをとりたがる子

ユリエスはそんなアマロアの親友でまとめ役

オリアナは少しシャイだけど日本語を7年勉強している努力家

アウグスティンもシャイ、だけど笑い上戸、よく笑って料理よくしてくれる

フランス人ロビンは映画会社で撮影の仕事しているナイスガイ、協調性のある真面目で好感のもてる男

 

そんな6人でハイキングに行ったり、読書バーにいったり、トランプをしたり、パズルをしたり、映画を観たり、ジャグリングをしたり。。。

日本の文化を紹介したり、日本語を教えてスペイン語を教えてもらったり・・・

 

普通なんだけど普通じゃない日常を送っています。

 

このベネズエラ人にカウチサーフィンで応募したきっかけは、日本語を勉強していたことです。

ベネズエラ人だけど日本語勉強してる、きっと日本のこと好きだろうし話したら面白そうと思って応募してみました。

 

相手側も日本語勉強しているけど、メリダというかベネズエラに日本人がいなく、日本の文化などは好きだけど知るきっかけが

日本語の先生だけしかいなかったということで、みんなホーリンが日本人の友達始めてということです。

 

一緒に住み始めて10日、ホーリンがヵゼ?か体調不良で一人になりたいからホテルに泊まりに行った時も様子を見にみんなで遊びに来てくれたり、休みの日も平日も暇を作らないように、どこかに行くことを提案してくれて、ホーリンのベネズエラでの携帯番号の取得を手伝ってくれたり本当に何でも手伝ってくれるいい人たちです。

 

お好み焼きが好き!ということで、作ってあげたいけど、ベネズエラには、卵も、ソースも何もかもありません。

ですが、ホーリンはせっかく楽しみにしているのだから何とかしてあげたいなぁと思っています。

 

 

 

 

 

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大富豪を教えたら、はまる。革命を起こすと大喜びするみんな

(左からホーリン、アウグスティン、アマロア、オリアナ)ama2

みんなで始めたパズル、まだ半分くらいしか終わってない

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メリダは国内一高い5000mを超えるピコボリバルをはじめ山に囲まれたマウンテンシティ

ハイキング3回も行った

 

何かと飽きることなく、生活をしていると最初は2日滞在予定だったのに気づいたらあっという間に10日。

 

そしてこれからもお別れする気配が見えません。

 

ホーリンが今回のカウチ先を気に入った理由は、

日本語を勉強している。

ことの他に、

みんな何かと文系なんです。

アマロア以外基本大人しく、パズルや読書が好き、料理や映画も好き。

で、毎日のように山登りに行き、極め付けはジャグリングです。

ホーリンは、ジャグリングの楽しさをカナダで思い出し、ホーリンのジャグリングの師匠である友達に出会い、その後はなかなかジャグリングが好きな人に会うことがなくここまで来ました。

 

人見知りだから路上などはなかなか挑戦できずにいましたが、今回アマロアちゃんにであってからもしかしたら路上デビューするかもしれません。

 

価値観が近い人といると気を遣う量が少なくて、楽しい。

その言葉をひしひしと感じながら生活しています。

 

いつまで続くかわかりませんが、この楽しい時間が少しでも長く続けばいいなと思った一日でした。

 

おしまい。

 


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【安すぎて怖い】ベネズエラのお金の話(最新情報含む)

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こんにちは。ホーリンです。ベネズエラの物価の話です。

 

ベネズエラは旅人の間で世界一物価が安いと言われています。確かに、その通りだと思います。

 

この物価の崩壊は何でもここ最近の話だそうで、

物価がおかしくなり始めたのは2009年ころから。

経済不安定にありがちな国で起こるアメリカドルの買い占め。

不安な自国通貨を持っているより安定したアメリカドルを手に入れておきたい。

 

その考えで人々はアメリカドルを求め、高値で取引を開始します。

その結果、

2009年のベネズエラの1ドル 公定レート4.3ボリバル 闇レート20ボリバル

だったのが、

2013年 1ドル 公定レート6ボリバル  闇レート 70ボリバル

そして、現在

2016年1月現在 1ドル 公定レート 6ボリバル 闇レート860ボリバル

(今日チェックしたら913ボリバルまで上がってました)

 

つまり、公定レートと闇レートの差が最大150倍まで跳ね上がってしまっています。

 

特にこんにちの闇レートのインフレ率が急すぎて、治安が悪化していると言われます。

物価が100倍を超えているので物の値段も急上昇。

 

1週間前に200ボリバルだったトイレットペーパーは、今は400ボリバルだなんてことも当たり前。

自国の通貨に信用を見出せなくなって、今までの貯金も水の泡になってしまった国民は政治に不安がたまっています。

 

現地民の友達の話だと、誰も貯金などをしないそうです。(貯金しても一年後に紙切れになっていることの可能性大)

 

だから、ベネズエラ人はお金を貯めず、将来のことなど考える余裕もないそうです。

 

誰が操作しているのか分からないDOLLARTODAYという闇レートを扱うサイトも

1時間で100ボリバル上がったりすることもあります。

 

(日本円でいうと、公定では1ドル120円なのに、町では10000円で1ドルを両替して、その目安のレートが1時間で1000円も違ってしまったりしている状態、もちろんドルから円に両替は一切禁止!想像しただけで恐ろしい)

旅人の間では、だいたいメリダというコロンビアに近い町が一番レートが良いらしく、みんなここで両替してからいろんな町に観光に行きます。

 

ただ、大量紙幣をベネズエラ人はすぐ用意できず、即日両替してくるところはなく、コロンビアから陸路で来る人たちは、

国境ククタという町で両替を少ししかせずに入国するので、メリダで両替できずに苦労する人が目立ちます。

(ちなみにククタのレートは1ドル700ボリバル前後そしてコロンビアペソからの両替は半額くらいになってしまうので絶対にオススメしません‼!)

(※ちなみにカラカスからやってきたフランス人はレートが1ドル650くらいだったと言ってました)

 

 

そして、メリダでも即日両替してくれるところはレートが悪く740や750、

800と言って切れくれた場所は1週間待ちました。(ちなみに200ドル両替してと交渉して1日で用意すると言われ1週間かかってようやく100ドル、残りはまた1週間後といわれました。レートが高い処は時間がかかります)

 

なので、ベネズエラに長期で滞在する予定の人は気長にレートが高い処と交渉して、そこでのんびり沈没するのはありですが、駆け足の人は逆に少しレートが悪いククタで多めに両替をしていくことをおすすめします。

 

 

来月にはレートが1000を超えることがあってもおかしくなく、自国民はもうあきらめており、旅人にとってはとても喜ばしい話ですが、最近カウチサーフィンを始めて地元民に密着して生活しているので、とても複雑な気持ちです。

 

ホーリンが現在滞在しているMERIDAという町の物価を簡単に紹介します。(1ドル120円計算)

宿(ポサダアルメニア)ドミトリー1泊1000ボリバル(150円)

ビール1本100ボリバル(15円)

たばこ1箱400ボリバル(50円)

パン1個70ボリバル(10円)

しぼりたてオレンジジュース屋台60ボリバル(8円)

メリダーサンクリストバル長距離バス4時間450ボリバル(50円)

メリダーカラカス長距離バス16時間1600ボリバル(240円)

メリダーカラカス国内2時間フライト1900ボリバル(300円)

ローカルバス最安4ボリバル(1円未満)

マックバーガーセット550ボリバル(80円)

ファラフェルコロッケ一個40ボリバル(6円)

定食屋(地元民向け)250〜500ボリバル(30円〜60円)

定食屋(外国人向け)800ボリバル〜1500ボリバル(120円〜240円)

 

などと、基本的に物価が安いのですが、贅沢品の値段はとんでもなく高いです。

例えばアイフォンはメリダにはなく、(売り切れ状態)

サムソンギャラクシーの最新版6sは750000ボリバル(101000円)

など、とんでもなく高く設定されています。

サムソンギャラクシー3sミニで149500ボリバル(20860円)

 

なので、ベネズエラで贅沢品を買ってコロンビアで転売という悪さができないようにはなっています。

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ギャラクシーのこと分からないけど恐らく高い

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北欧では1600円、ベネズエラでは80円のバーガー

(ポテトが高いから、自国栽培のキャッサバに近いユカというイモがこちらのポテト)

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先日いった定食屋

これにハンバーグ2個、サラダ、ライス、パンプキンスープとパイナップルジュースで500ボリ(75円)

 

 

贅沢品はとんでもなく高く、ガソリンは1ドル払えば11タンク分くらいのガソリンを購入できるそうですが、車を買うのに一生働かないといけないそうで、バイクに乗る人がおおいそうです。

 

ベネズエラの最低賃金は日給500ボリバル(75円)月給10000ボリバル(1500円くらい)

 

こんな状態なのに、人々は暗い顔することなくひたすらに明るくて、

 

お金ないとどうしているの?と聞くと、お金もちの友達から借りてなんとかしているから大丈夫!助け合っているよ。

 

と、明るい口調で話すベネズエラがホーリンにはたまらなく好きになりました。

 

贅沢さえしなければ生活保護(国の力)でギリギリ生きていけるお金持ちの日本人がお金に悩んで自殺をして、

 

貧乏人どころか、国民全員をまかなえきれてないベネズエラ人が貧乏を自虐ネタに笑いあって、

 

なんとも皮肉な環境を楽しんでいます。

貧乏なほうが幸せ、何もないから楽しい。

 

そんな考えを改めて考えさせてくれるベネズエラ人としばらく生活することにしました。

 

また、物価はガンガン変わると思うし、新たな発見があったらベネズエラのお金のブログを書きたいと思います。

 

それでは今日はこのへんで。

 


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