気がついたら、日本に帰国して3ヶ月がたっておりました。
良い意味でも、悪い意味でも日本にいる新鮮さが失われつつ、自分の中で生活のペースができ始めつつあります。
最初の頃はコンビニが、凄すぎて何でも手に入る。しかも、どこにでもある手軽さに驚いて、
ファーストフードレストラン(ここでは、牛丼屋さん、ハンバーガー屋さん、後は普通の屋台)の値段の安さに驚き、
敬語での接客、その中で丁寧すぎてその丁寧さに疑問に思うくらいで。
例えば、コンビニで、買い物して、領収書を求めたら、領収書を作るのに時間がかかってしまい(それでも5秒とかそれくらい)
それだけで、店員さんは、「お待たせしてすみません!どうもありがとうございました」
って。
領収書作る手間取らせたのはホーリンの方なのに、それで謝られる事が疑問でなりません。
コンビニでは、1秒でも並ばせないように、店員は常に客の事を頭に入れながら仕事をしており、セブンに置いてあるお菓子を、ファミマにあるか、聞いてみたら、
「ただいま、そちらの商品切らしております、申し訳ございません」
と、本当に申し訳なさそうに言ってくれます。
ホーリンは、言葉だけでなく、お客さんの気持ちになって本当に満足させられなくてごめんなさいという感情が伝わってきて、
なんだか、コンビニの店員さんから5つ星ホテルの接客を受けている気がします。
そんなに、思いやりのある接客であるのに、電車に乗っているときは残念に思うことがあります。
先日朝8時くらいに、地下鉄東西線に乗っていた時のこと。
ラッシュアワーではありましたが、仙台のラッシュアワーなので、多少動くことができる状態で、優先席付近に、松葉杖をついた青年が乗ってきました。2m先に優先席があるにも関わらず、優先席の人は立つこともせず、周りの人も若干気づいてはいましたが、席を譲るよう声をかけることもありませんでした。
ホーリンも、声を掛けようと試みましたが、なんだかその環境下で声をかけるのが怖くなり、声をかけずにその青年を見守りました。
何のための優先席なんだろう。
何のために海外に行ってたのだろう?
って、その後激しい後悔を感じました。
きっと、譲ってあげたい気持ちはあるけど、みんな何か自分が目立ちたくない、または遠慮して声をかけなかったのではないかと思いますが、そう言ったことを理屈抜きにしてあげれるようになりたいと思いました。
また、仙台は、大阪に比べて子供の数が多いのですが、赤ちゃんを乗せたママが載っていると、時々赤ちゃんが泣き出します。
泣くことは仕方ないし、誰も悪いことをしようとしていないのですが。乗っている乗客がムッとした顔をしたり、あからさまに嫌な顔をしているのを見て、がっかりしてしまいました。
子育てしているママからしたら、車を運転することも難しく。旦那さんはお仕事で移動手段が、公共交通機関しかない状態でそういう風に冷たい態度を取られると本当に辛いと思います。
ホーリンはそのときは赤ちゃんがホーリンの事を見ていたので、必死に変顔をして笑わせようとしたのですが、周りのお客さんがもっと優しくしてくれれば、子育てもしやすくなるのかなぁって思いました。
ホーリンはスポーツばかりであまりニュースは見ないようにしていますが、日本のニュースに、子育ての難しさという記事が多くあって、それはホーリンも実感するなぁと思いました。
後は、働きすぎている人が多く、基準がそうなってしまっている点。
日本人は良く働くと言われていますが、働く時間、働く量がやはり外国より多く感じてしまいます。
週6働くことは仕方ありませんが、それだけでなく、もっと働かせて下さいと言う人々。
そんなに働いて自分の時間なくてどうするの?
それは人生なの?
と、感じて、いや、借金があるから。家族を養わないと行けないから。
理由は千差万別ありますが、
みんな生きるのに必死で、とても勤勉に感じます。
ストレスは目には見えませんが、感じることはできます。
なので、そう言った頑張る人々に休みの日は、本当にゆっくり休んでほしいなぁと思います。
ただ、そういう悪く感じる点ばかりでなく、良く感じる点が多いのも嬉しいことです。
便利な生活ができる日本はもちろんの事、助け合い、困っている外国人に優しくしてくれる人々。
実際に日本で出会った外国人が、日本人は優しくいつも困った時に助けてくれると言ってくれるのを聞くのは本当に嬉しく、誇りに思います。
日本の優れている点をあげればきりはないですが、これからも、どゆどん発見して紹介していけたらなぁと思います(^^)
それでは今日はこの辺で。
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